改良湯について
ととのい情報
サウナ温度 | 90〜100度 |
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サウナ大きさ | 8人程度 |
水風呂温度 | 16〜18度 |
水風呂大きさ | 4人程度 |
休憩スペース | 室内:脱衣場に1脚 室外:無し |
インフォメーション
サウナ名 | 改良湯 |
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住所 | 東京都渋谷区東2-19-9 |
電話番号 | 03-3400-5782 |
営業時間 | 月〜金_15:00ー24:30 日・祝_13:00ー23:00 |
休館日 | 土曜 |
ホームページ | 人・文化が交差する銭湯_改良湯 |
ととのい先生の改良湯レビュー
創業100年を超える老舗銭湯。
言葉だけでそう聞くと、所々に年季の入った古ーい大衆銭湯をイメージするのではないでしょうか。
しかし驚くことなかれ。
今回紹介する改良湯はそんなイメージを吹き飛ばす、超モダンな銭湯なのです。

ほらモダン!
超スタイリッシュ!
これを読んでくれているそこのあなた。
これ以上は読まなくても大丈夫です。
今すぐ改良湯へ行きましょう。
百聞は一見にしかず。
さあ今すぐに!!!
冗談はここまでにして、この改良湯。
一言で言うと「若者たちのスタイリッシュ銭湯&サウナ」です。
渋谷と恵比寿の間で隠れ家のように存在している小さなビルにそれはあります。
細い路地を曲がると見えてくる大きなクジラの壁画。
創業100年にしてはモダンすぎるたたずまい。
入り口には券売機が2つ。

ペタペタと無造作に貼られたサウナのシール。

もちろん現金以外にも対応しています。
料金はサウナ付きで810円。
渋谷と恵比寿の立地を考えるとかなりリーズナブルではないでしょうか。
愛想の良い店員さんに靴の鍵を渡してサウナの証明札を受け取ります。
証明札はフック型のもので、それ自体がサウナのキーになっています。
浴室に入るとまずその薄暗さと壁画が印象的です。
銭湯に富士山の絵はお馴染みですが、ここの富士山はなんかオシャレ。
暗いからでしょうか。
うん。
私の文章能力では表現できません。
ただただオシャレです。
これだけで若者に受けそうな感じがします。
(ちなみに掲載している写真は改良湯のHPからパクって引用させてもらっているものですが、現実はもう少し薄暗いです。てかめっちゃ暗い。そこがスタイリッシュ)
サウナ

サウナ室はおよそ8人が入れるくらいの広さになっています。
写真では結構広そうですが、入ってみると気持ち狭く感じるかもしれません。
照明は浴室以上に薄暗く(この写真の数倍は暗いです)、テレビはありません。
そんな静寂の中、静かに流れる洋楽がとても心地よく良好なサウナタイムに誘ってくれます。
温度は約90度。
遠赤外線サウナなので普通のサウナよりも低く感じられますが、湿度が高いおかげでしっかりと汗が出てきます。

テレビがあるなしの好みは人それぞれですが私は必要ない派です。
視覚に邪魔されず自己と向き合えるサウナは(私の行動範囲では)あまりないので、大切な日の前日なんかはよくここを選びます。
私が入ったのはちょうどサウナマットを交換してすぐでした。
新しく清潔なサウナマットはとてもふかふかで座り心地が良かったです。
水風呂

大人が4人入ればそれでいっぱいいっぱいの大きさです。
水温は16〜18度と入っている人数によってだいぶ差が出ていました。
他と同じで薄暗い水風呂。
上から照らしている一筋のライトが水の揺らめきを反射して幻想的な雰囲気を演出していました。
バイブラはないので羽衣をしっかりと感じることができます。
外気浴
まず大切なことから書きます。
惜しいことに改良湯には露天風呂がありません。
そのため外に出る必要のある外気浴ができないのです。
また、休憩スペースも脱衣所に椅子が1脚のみとなります。
都内の銭湯ということもあり場所が広くないことが理由ですが、これがなんとも惜しい。
惜しすぎる。
ちなみに、体を洗うところは16箇所あり、そこに座って休憩することが可能となっています。
あしたのジョー座り

前述した通り、改良湯は休憩スペースがあまりありません。
いつもは体を洗うスペースで休憩するのですが、いかんせん視界も聴覚も騒がしい。
ととのい辛い。
うずうず。
という強い思いから、この度「あしたのジョー座り」なるものを開発しました。
ととのい方は次の通りです。
今まで狭いスペースでヤキモキしていたみなさん。
是非一度ご堪能あれ!
アメニティ
なんと改良湯にはバルクオムの化粧水と乳液が備え付けられています。
普通に購入して使用すると1ヶ月で5,000円ほどの商品なのに凄すぎます。
もちろん使い放題(だからと言って必要以上に使うのはマナー違反!)です。
なかなか普通の銭湯ではお目にかかる機会がない、というか唯一無二なのではないでしょうか。
新時代のスタイリッシュ銭湯ならではです。
まとめ

創業100年以上。
渋谷と恵比寿の中間に位置する隠れ家サウナ。
この記事を読んだみなさんは、今すぐにでもクジラを探しに行くでしょう。
モダンな浴室で体を清め
テレビのないサウナで自己と向き合い
幻想的な水風呂でトリップし
明日のジョー座りでととのう。
良い気持ちで上がった後は休憩室でサウナに関する書物に目を通すのもいいでしょう。

何を隠そう、私が漫画サ道と出会ったのはここなんです。
一人でも多くのサウナーを生むべく、今日も改良湯は開いています。
更新、待ってましたぁー!
そして、サウナイキタイでも人気上位に食い込む「改良湯」というのが有難い。気になってたんですよね。
サウナでの「テレビ」は基本「有り」派な僕ですが、、それでも、時には静寂の中じっくり汗をかきたい時もあるんです。そんな時にぴったりな感じですね。広すぎず、薄暗い感じなのも尚goodです。
今回も良質な記事をありがとうございます!
すっごく参考になりました。
実際に行ってみて、あしたのジョー座りも試してみます!٩( ‘ω’ )و
ワタル様
前回に引き続きのコメント、ありがとうございます!
テレビの有る無しは意見が分かれて難しいところですよね。
あって楽しい時もあれば、コメントのようにじっくり汗をかきたい時もある。
その時々によっての使い分けが大切だと思います!
あしたのジョー座り、ぜひご感想お待ちしております。